RESCUE SQUAD レスキュースクワッド - FIRE FIGHTERS 消防・救助・基礎知識

これを読まずしてRESCUE SQUAD & FIRE FIGHTERSの本当の良さは分かりません!
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ストップ・ドロップ・アンドロール
『止まって、しゃがんで、転がれ』の意。全米の小学校などで習う火災時の対応アクションがそのまま名称になっている。これは、火が衣服に飛び火したときの対処法で、慌てて走らず止まり・膝を地面に着け・そしてゴロゴロ転がりながら消火するというものだ。衣服に火がつくと慌てて走ってしまいがちだが、これはかえって火を大きく激しくさせてしまうため、落ち着いて止まることから教えている。
ガイダンスでは、この3つのアクションを保護者が子供と遊びながら(ダンスのように)教えるよう指導している。この3つのアクションを遊びながら身に付けることにより、万が一飛び火した際も体が勝手に動く、としている。3つ目のアクション、転がる時は、両手で顔を覆い隠すことも忘れてはならない。

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スパーキー
消防犬スパーキーとして親しまれているマスコットキャラクター。火災予防のメッセージを伝えるため、1954年にアメリカの防火協会が考案したマスコットだ。スパーキーは白地に黒ブチがあるダルメシアン犬。ダルメシアンは古くから“ファイヤードッグ”として知られ、親しまれている。

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スモーキーベア
1950年、アメリカ合衆国のリンカーン国立森林公園で起きた山火事で一匹の仔熊が奇跡的に生き残り消防士によって救出された。この仔熊は“スモーキー・ベア”と名付けられた。後の林野火災予防運動のマスコットになったこの仔熊は、1976年に死ぬまで多くの人々に愛された。今では老若男女を問わず認知されている有名人(?)だ。

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セント・フローリアン
セント・フローリアンは、消防の守護神として知られ崇められている。フローリアンは紀元前のローマ帝国軍人で高い位にいたが、キリスト教徒迫害の命令を無視しキリスト教徒を庇ったため、処刑された。数百年後、このフローリアンを祭る修道院が建てられた。火災時にセント・フローリアンの名を唱えていたら助かったなど、色々な俗説があるが、いつの頃からか欧米各国で消防の守護神として崇められるようになり今日に至る。

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Dive Flag
ダイバーたちがダイビングを安全に楽しめるよう考案された赤字に白のラインのある旗。その他に青地の旗もある。通常はダイビングポイントまでクルーザーなどで行くため、クルーザーにその旗を立て、その水域にダイバーがいることを周りに知らせる。水難救助隊が着用するユニフォームやチームTシャツにもこのダイブフラッグがあしらわれているものが多い。

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Daimyo-Bikeshi(大名火消)
江戸時代の消防制度の下、定められた消防団体の1つ。江戸府内一般、府内要所、大名屋敷の出火時に江戸の大名藩邸から消火に出動する。明暦の大火(1657年)以降整備され、石高に応じて人員が決められた。『忠臣蔵』で名高い赤穂・浅野家の大名火消は、その能力の高さに定評があったという。

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ダルメシアン
101匹ワンちゃんでもお馴染みのダルメシアンは古くからアメリカの消防隊員のパートナーとして愛されている。ダルメシアンはFIRE DOGと呼ばれ、1800年代頃はファイヤーマンと共に消火現場で活躍していた。と言っても、消火作業に直接携わるわけではなく、別の役割があった。1800年代は消防馬車の時代であった。消火用のポンプや梯子を馬車に乗せ馬に引かせていた。そしてダルメシアン達は消火現場に繋がれている馬達が馬泥棒達に盗まれぬよう監視をしていた。なぜ他の種類の犬でなくダルメシアンだったのか?これにはそれなりの理由がある。この種の発祥の地は旧ユーゴスラビアといわれている。ダルメシアンは強く、体躯が良く、感嘆すべき持久力とスピードを持っている。これらの要素は、FIRE DOGに求められていたものを満たしていた。今日の消防署にもはやFIRE DOGは必要ない。現在、ダルメシアンはファイヤーマン達に幸運をもたらすマスコットとして愛されている。

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Dispatcher
ディスパッチャーとは911コールを受ける場所で司令所のことを言う。ここでは実際に取材したFDNYのDispatch Officeを例に挙げる。ニューヨーク市には5つの区があり、それぞれの区ごとに司令所が置かれている。その他に市全域を管轄下に置く司令所もある。訪問したクィーンズ(QUEENS)は5区の中でもっとも大きいエリアでファイヤーコールもブルックリンと並び多い。平均で1時間当たり20件の911コールを受けるが、多いときでは1時間に400件もの911コールを処理したことがあるそうだ。
Dispatch Officeに来た911コールがファイヤーコールだった場合、すぐさまFire Dispatcherに電話が回る仕組みになっている。通報者から迅速に正確な情報を聞き出し、的確なファイヤーステーションや出動必要数(車両や人数など)を割り出し、各消防署へ司令を下す。瞬時に“適材適所”を判断する能力が必要とされる。

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東京消防庁
日本の首都、東京都を管轄地とする。消防吏員の人数ベースでは世界最大の消防組織になる。東京都の人口は約1,200万人で、消防吏員の人数は約18,000人。消防署や出張所を合わせるとステーションの総数は300箇所近くにもなる。ポンプ車だけでも500台近く保有する巨大な組織だ。はしご車が約80台、救急車が約200
台、そしてレスキュー隊が所有する救助車は20台以上と全てにおいて圧倒的な数量を誇る。誤報を除いた出場回数は約52万件。まさに世界的な大都市、東京ならではの数字が並ぶ。

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Doctor Heli
医者がヘリコプターで患者のもとへ向かうシステム。第一の目的は、危篤な患者が発生した場合に医師と看護師をいち早く派遣し、初期治療を開始することである。現場からの出動要請が運航管理室に入り、運航管理担当者の指示のもと、操縦士、整備士、医師、看護師がヘリに乗って現場に急行する。現場の救急隊員が患者の容態を医師に伝え、消防隊がヘリの着陸現場の安全確保を行っている。

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Trauma Kit
ここで言う“トラウマ”とは、日本語で一般に解釈されている“精神的外傷”ではなく、医療用語の“外傷”に当たる。主に救急隊員(EMS隊員)が携行し現場でのけが人などに対して行うファースト・エイド・キットを指す。

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ドリンカーの救命曲線
1966年、アメリカのドリンカー博士がWHOに報告したもの。呼吸停止後から心肺蘇生法(CPR)を行うにあたり、時間の経過でどのように救命できる確率が変わるかを表したもの。2分後では90%の確率で救命出来るのに対し、4分後では50%となる。さらに5分が経過すると救命率は25%とガクンと落ちる。救急車が連絡を受け現場に到着するまでにかかる時間を考慮すると、救急隊の到着を待っていられない。そばにいる人(バイスタンダー)が一刻を争い、適切なCPRを行えるかが重要になる。

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9-1-1Call
日本での110番、119番にあたるアメリカ合衆国の緊急連絡番号が『911』である。警察、消防、救急の全てがこの番号で統一されている。一部の都市では、街頭に緊急連絡用の簡易電話が用意されていて、中には『POLICE』『FIRE』と分かれているものもある。
国家規模でエマージェンシーコールナンバーが設置されたのは、1937年イギリスが最初で番号は『999』であった。遅れること30年、アメリカ合衆国でも全国共通の緊急連絡番号制定の要求が議会で討議された。そして1973年、1)短く覚えやすく、ダイヤルしやすい、2)電話会社(AT&T)が登録しやすい、3)他に似た番号が無い、という3つの条件にかなう全国共通の『9-1-1』ナンバーが設置された。今日では、アメリカ国民の多くがこのダイヤル番号を通じて緊急連絡を行っている。

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ノーメックス
アメリカ、デュポン社が開発したナイロン繊維の1つ。化学構造はポリメタフェニレンイソフタルアミドで、引っ張り強力などは特に強くない。しかし、通常のナイロンと較べ遙かに耐熱性が優れている特徴がある。そのため、消防用防火服や工業用資材に使われることが多い。帝人のコーネックスも同様の繊維である。

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ノズルマン

Engine Co.(ポンプ車隊)の構成員の1人。日本の放水士にあたる。最も炎に近い場所で活動する切り込み隊長的な役割をこなす。4〜5人一組で消火にあたる消火隊の筒先を任される。名前の由来である『Nozzle』はホース先端の放水口を指し、そのノズルを自在に操る技術・知識を有するのがノズルマンだ。ノズルを回しシャワー状に水を拡散させ煙を除去したり、強力な水圧を利用して障害物を除くなど、多岐に渡る使用方法がある。

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バイスタンダー
ここでは、CPR(心肺蘇生法)に関わる人に話を限定する。心停止や呼吸停止で意識を失っている人に対して行うCPRは、その処置に取りかかる早さが救命率に大きく影響する。東京では、救急コールから平均約5分で救急車が現場に到着すると言われている。しかし脳が酸素無しで生きていられる時間はわずか3〜4分と言われているため、救急隊員が駆けつけた時には手遅れになっていることが考えられる。そのため、疾患者の傍にいる人(バイスタンダー)が迅速にCPRを行うことが必要になってくる。

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ハズマット(HAZ MAT)
HAZ MATとは、Hazardous Materialsの略称ですが危険物を扱う訓練を受けた消防組織内の特殊ユニットのことも指します。
毒物や放射性物質、可燃物等を安全に処理する為特殊な知識、技能を求められるため専用の防護服や機材がこのユニットの特徴とされています。

実際に“危険物”は、目に見えないものが非常に多い。目に見える液体・固体においてもそこから空気や、水などと反応して見えない気体化するものが多いからだ。見えない危険が潜む現場では、状況判断が安全を確保する上で非常に重要となる。現場到着に際して、安全な距離を置いた場所からの双眼鏡による状況確認が初期において有効な判断基準となる。現場に進入した後、あらゆる状況を確認していく。地面に出来ている亀裂や、動けなくなっている(昏睡している)人や動物、化学薬品が作り出す雲、火または煙。とにかく、全ての“普通でない状況”に対して細心の注意を払い、危険物の処理を行う。危険物がらみの現場から引き上げてくるときにも細心の注意が必要となる。ハズマットスーツや現場で使用したツールに付着している危険物を洗浄する必要がある。これを怠ると現場外での2次災害が発生し、多くの場合命にかかわる事態となる。

●標識サインの一例:

クラス番号物質
(Class Number)

1 Explosives(爆発物)
2 Gases(ガス)
3 Flammable liquids(可燃液体)
4 Flammable solids(可燃固体)
5 Oxidizers and organic peroxides(酸化剤と有機過酸化物)
6 Poisons and etiological agents(毒物と病原菌)
7 Radioactive materials(放射性物質)
8 Corrosives(腐食剤)
9 Other regulated materials(その他制限のある物質)

▼9の“その他の制限のある物質”に当てはまる物質は以下のように色分けされたプラカードや警告ラベルで表記されるのが普通である。

赤色…可燃物
黄色…化学反応物質
緑色…不燃ガス
オレンジ…爆発物
白色…毒物
青色…水に化学反応をする物質
赤地に白…可燃性固体
白地に黄…放射性物質
黒地に白…腐食剤

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バックドラフト
同名タイトルの映画『バックドラフト』で、一般にも広く知られるようになった火災現場で起こる危険な現象の名称。閉ざされた空気の出入りがない空間内でガスが高温になる状態。この時ガスは酸素が足りないため燃焼していないだけで、実際には発火温度に達している。そして何らかの理由で(大抵はファイヤーマンが消火作業をする課程で)その空間に酸素を含んだ空気が入り込むと高温になったガスと混ざり巨大な炎の固まりが出来る、この現象をバックドラフトと呼ぶ。映画『バックドラフト』の中でもあったように、そういった空間になっている部屋のトビラを開けるとファイヤーマンもろとも炎の餌食になってしまう。

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抜染
捺染(なつせん)法の一つ。いったん無地染めにした布や糸の一部分に抜色剤を含む糊を印捺し、蒸気処理で脱色すること。脱色と同時に他の色を染めることもある。似たような仕上がりのものに防染(ぼうせん)と呼ばれる技法もある。これは染色で、糸でくくったり糊や蝋などを付着させたりして染液がしみ込むのを防ぐ方法を採る。ともに日本古来の染色方法で、古くから日本人に親しまれている。プリントなどでは出せない独特の仕上がり感が魅力。2000年夏からRESCUE SQUADでスタートした『和』ものシリーズの顔的アイテムでもある。

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パラシュート・メディック
Parachute Medic(パラシュート・メディック)は、ベトナム戦争時代に戦場で活躍した衛生兵の部隊名だ。戦場で負傷した兵士の救命率を上げるため、この衛生兵たちは戦場上空までヘリコプターで迅速に移動し、負傷者のいる戦場めがけパラシュートで降下していった。彼らの主な任務は負傷兵に対しての応急処置と野戦病院への搬送だった。この2つのアクションを時間をかけず行うことで多くの負傷者たちが命を落
とさずに済んだという。彼らの活躍とその任務は平時におけるパラメディックのそれと酷似している。それもそのはずで、救急救命士であるパラメディック(Paramedic)の名称は、ベトナム戦争時に活躍したパラシュート・メディックに由来している、と言われている。

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パラメディック(Paramedic:救急救命士)
パラメディックはEMS(Emergency Medical Service)に所属する救急救命士を指し、EMT(Emergency Medical Technician:救急隊員)の1職種だ。パラメディックを定義付けすると、二次救命処置のできる技術・知識を持つと認められた資格者を指す。EMTより更に高度な技術を有し、搬送中により高いレベルでの救命処置を施すことができる。しかし、医師の様に独断で処置をほどこす権利はなく、総指揮官にあたる医師(Medical Director)の許可をラジオ無線を通じて受ける必要がある。
パラメディックの名称は、ベトナム戦争中に活躍したパラシュート部隊の衛生兵、すなわちパラシュート・メディックを語源としていると言われている。かれら衛生兵は戦場にパラシュートで落下し、負傷兵の救命処置をし、野戦病院などに搬送した。
アメリカ連邦政府が作成したガイドラインを元に、各州がパラメディックの資格制度を定めている。それ故に、統一された制度ではないが、概ね以下のような条件をクリアする必要がある。
・救急措置の基礎、実習、研修、その他カリキュラムを受ける。トータルの受講時間はおよそ数百時間から1,600時間にも及ぶ。さらに、再認定制度ともいえるものがあり、1度パラメディックの資格を有しても2年に1度、講習と試験を受ける義務があり、免許更新資格を得なければならない。

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Hanpu(帆布)
その名の通り、船の帆の布として重宝されたコットン地の1種。太撚系で平織りした厚地で丈夫な織物。そのままでも耐水性・耐久性にすぐれるが近年では、汚れにくくさらに耐水効果を上げるためパラフィンでコーティングしているものが多い。パラフィン(ろうそくの原料)でコーティングすると独特の風合いが出て高級感が増す。

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ビークルレスキュー
レスキューコールにおける最も多いものが、恐らく自動車事故であろう。この30年あまりの間で、車輛救助の技術・装備は飛躍的に進歩した。40年ほど前までの車輛救助は、ろくに訓練も受けていない救助隊員が事故車輛内からけが人を引きずり出すような作業でしかなかった。それに引き替え、現代の車輛救助は科学的に各車両の構造を分析し、訓練された救助隊員が迅速且つ安全にけが人を救出できるようになった。多くの車輛救助に使われる装備・道具類は自動車工場や解体業者の技術を利用し著しい進歩を遂げている。それらのツールの中で最も有名なものが“Jaws of Life”、“Hydraulic Spreaders”、“Hurst Tool”等と呼ばれる、40kg程ある大型のスプレッダー(隙間を広げるツール)だ。この他にも多くの近代的なツールがあり、それらを訓練を積んだレスキュー隊が使用することによって自動車の4つのドアと天井を10分以内に取り外すことが可能になった。多くの国や地方では車輛救助の競技大会を設け、技術の交換や技術の向上を促している。この数10年でこれだけの技術の進歩を示した救助技術は他にはないであろう。

●その他(ツールについて):

▽エアバッグ:
・車輛救助において、エアバッグ(広く一般的に使われるものは一辺約30cm四方の硬質ゴム製のもの)は非常に便利なツールだ。隙間にエアバッグを差し込みボンベから空気を送り入れ膨らます。この作業で横転した車輛などを安定させたり、小さな隙間を広げて作業をし易くしたりする。しかも、作業中に火花が散ったり、騒音を出さないため安全性にも優れている。

▽ハイドリック・カッター:
・ハイドリック・カッター(Hydraulic Cutter:水圧式カッター)は有名なツールの一つで、車輛の窓枠や天井などを切り開くときに使用する。一般に使用されているハイドリック・カッターの切断する力は15トン以上もある。

▽ハイドリック・スプレッダー:
・ハイドリック・スプレッダー(またはJaws of Life)の重さは、40Kg近くにも及ぶため、一人では完全に操作でいないので大抵の場合は二人で扱う。このツールは、ボディが変形して開かなくなった車輛のドアなどを無理矢理開ける為などに使う。
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PBI
現在最も防火服に適している、または最強の素材と言われているのがこのPBI。PBIの歴史はまだ浅く1983年に開発された。この素材を意欲的に使用しているのが、消防関連の服や宇宙服だ。主なPBIの特徴は以下の通り。
・溶融点がない
・発火しない
・炎を受けても繊維がもつ性能や柔軟さを失わない
・炭化しにくい
・染色が容易
・カビや劣化に強い
・摩擦に強い

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Fire Antique
消防に関連したモノのアンティーク。アメリカではちゃんとしたマーケットが存在し、日々トレーダーや個人コレクターの間で売買されている。年に何度かはアメリカで『FIRE ANTIQUE SHOW』が開催される。そこではアンティークのヘルメットや消火器、プレゼンテーション・シールド、ティントイなどが所狭しと並ぶ。大きなショーではオークションなどもとり行われる。

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Fire Corps(ファイヤーコー)
消防団の意。
アメリカにおける消防団のルーツは、1700年代にまで遡る。
火災が発生すると炎は家屋や農地に襲いかかり、容赦なくその全てを焼き尽くした。人々は自分たちの財産や生命を守るべく互いに協力して消火にあたることが慣例化していった。いわゆる『消防団』の設立である。満足な消火器具は無いものの必死で炎に立ち向かう姿勢は、後々正式に発足する消防隊に受け継がれていった。彼らの存在無くして、今日の消防を語ることはできない。

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Fire Glove
消防隊員が消火作業時に着用するグローブ。一般的なものでは、表地に牛のバックスキン、裏地にケブラー、中綿にシンサレートなどを使用しているものが多い。耐熱性、耐切創性に優れるほか、指の繊細な運動を妨げないよう指の1本1本が違う作りになっている。

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Firefighter (Fireman)
言葉の通り火と戦う人、つまり消防士の意。現在ではファイヤーファイターという呼び名が一般化している。見知らぬ市民のために自らの生命の危険を省みず、人命救助に全力を尽くすファイヤーファイターはアメリカではヒーロー的存在と言われている。誰からにも愛され、子供達の“なりたい職業調査”では常に上位にランキングするほどの人気ぶりだ。そのためか、ファイヤーファイター自身も自らの職業に誇りを持っている。犯罪多発地域では火災も多い。そういった地域に立ち入る警官に厳しい態度を取る住人も、命懸けで消火・救助作業をしてくれる消防士には尊敬の念を抱いている。

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FIRE FIRST
RESCUE SQUADと同様に、ファイヤーマンのイメージをコンセプトとしたバッグを企画・開発。抜群のアイデアと時代のニーズを捉えた商品展開で若者を中心に確実にファン層を広げている。

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